クレジットカード現金化の還元率に潜む罠とは

「お得」といわれても、何がお得なのかイマイチよくわからない、なんてことってありますよね。
クレジットカード現金化も、もしかしたら少し理解しづらい面もあるかもしれません。
でも、思った以上に現金を受け取れたり、手続きが簡単だったりと、結構お得なサービスでもあるんですよ。

お金を調達する方法である以上、大事なのはなんといっても「いくら現金化できるか」。

今回はクレジットカード現金化の還元率について解説いたします。

還元率とは？

現金化業者から商品を購入して、もれなく付いてくるキャッシュバックが、代金の何％かを示すのが「還元率」。
もちろん高いほうが、たくさんの現金を受け取れるというわけです。

クレジットカード現金化ではこれを、「還元率（キャッシュバック率）」ではかります。
若い安い金額を例にすると、100万円で申し込んだ場合、
還元率90％なら→90万円を手にれることができます。
還元率98％なら→98万円を手にれることができます。

このように還元率は高いほど多くの現金を手に入れることができます。

傾向としては、より多くの金額を、期間に余裕をもって申し込むと、高い還元率が設定されていることが多いです。
即日で、1万円の現金化を申し込むよりも、1週間後に50万円の現金化を申し込むほうが、業者にとってもありがたいというわけですね。

でも、当然「今日中にお金を調達しないと！」という場合だってありますよね。
現金化業者の中には、10分とか30分で申し込みから現金化まで処理してしまうところもあります。
同じように、即日のプランだからといって、還元率があまり落ちない業者もあります。
早さと、還元率は両立したほうがお得ですから、そういう業者を見つけるといいでしょう。

こうして利用するクレジットカード現金化ですが、基本は「商品の購入」なわけです。
ですから、クレジットカード自体のポイントも付与されます。
こうした点でも、お得に利用できるといえるのではないでしょうか。

還元率を餌にした悪質業者にご注意

多くの人は、数万円～10万円程度の利用金額のようです。

この場合の還元率の相場は80％前後となります。

90％代はさらに高額利用の場合に適用される還元率です。

この辺をしっかり把握しておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

どういうことかというと、10万円の申し込みに対し
「ウチは98％の還元率で対応します」
といわれると、なんてお得！と飛びついてしまうかもしれません。

ですが現実にはほぼ無い還元率の提示です。
10万円程度なら80％前後が相場です。

ではその業者はどうするかというと、手続きが済み後は振り込みを待つだけ、となったとき、
「手数料として○万円、○○の経費でｘ万円を引きます」
と説明が一切なかった何らかの手数料を取ってくる場合があります。

利用者はそんなばかな！となりますが、クレームを言っても一切聞かず、そのまま手数料が思いっきり引かれた金額のみ振り込まれます。
10万円欲しかったのに5万円だけ、など…。

なので相場より高い還元率を提示されたら「どんな手数料がかかりますか」と必ず聞いてください。
後でせしめようと思ったその業者は、きっと言葉に窮することでしょう。